脱税額1.5億円の意味について

皆さん、こんにちは。広島で公認会計士&税理士をやっています奥田と申します。

著名なインフルエンサーが3年間で約1.5億円を脱税したとして東京地検に刑事告発されたことが話題となっています。

そこで今回は、本件を参考に1.5億円の脱税額の意味について述べてみたいと思います。
※説明の便宜上、1.5億円全額が法人税の脱税と仮定して説明します。実際には消費税分の脱税も含まれているみたいです。

1.5億円の脱税というと、合計1.5億円の取引を偽装(or誤魔化)したと思われる方もいるかもしれませんが、正確には税金1.5億円の取引を偽装(or誤魔化)したことを意味しています。

ご存じの方もいると思いますが、税金(税額)は「課税所得(利益や儲け)」に一定の税率を乗じて計算します。したがって、仮に税率23.2%で計算すると

  税金1.5億円÷23.2%=6.4億円 となり

合計6.4億円の取引について偽装(or誤魔化)していたことになるのです。

よって、法人税1.5億円の脱税は、実際にはその倍以上の取引金額を偽装(or誤魔化)していたことを意味しています。

当ブログについてのご質問やご相談事項については、お問い合わせフォームからお願いします。