東京上野の4億円現金強奪事件について

皆さん、こんにちは。広島で公認会計士&税理士をやっています奥田と申します。

東京上野で約4億円の現金が強奪された事件について香港や消費税との関連が取りざたされています。これはどういうことなのか、簡単に解説したいと思います。なお、事件の全容が解明したわけではないので、あくまで推測に基づく話になります。

まず、前提として物を買うのに日本では消費税がかかりますが、香港はかかりません。

このことを前提にすると、香港で1億円分の金(ゴールド)を買うのに1億円分の現金が必要なのに対して、購入した金(ゴールド)を日本で1億円で販売すると10%の消費税分を含んで1億1千万円の現金を手に入れることができ、差し引きで1千万円分現金を多く手に入れることができます。日本と香港の間でこのような取引を繰り返していた最中に仲間割れなどで起きた現金の強奪事件なのではないでしょうか?

もちろん高額の商品を日本に持ち込む際には10%の消費税が課されますし、1千万円は預かった消費税なので国等に納付しなければならないのですが・・・、どうなってたんでしょうかね?

余談ですが、かつて国税不服審判所で国税審判官をやっていた時にも消費税の仕組みを悪用した事件が多くありました。今後、定期的にどのような手口のものがあったのか紹介してきたいと思います。

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