KDDI調査報告書について

皆さん、こんにちは。広島で公認会計士&税理士をやっています奥田と申します。

KDDIがグループ傘下の会社(ビッグローブとジー・プラン)で行われた不正取引についての特別調査委員会の報告書を発表しました。2018年8月に始まり、広告代理事業の売上高の99.7%、2,400億円超の金額が不正な取引によるものだった事実には驚くばかりです。

たしかにグループ傘下の会社で行われていたこと、不正の手口が循環取引で必要書類や入出金などの形式的な部分は完備されていたこと、から不正取引を見抜くのに難しい部分があったとは思います。ただし、公認会計士として職業的専門家としての必要な懐疑心を持って会計監査に臨んでいれば、これだけ巨額の不正を何年間も見過ごすことはないと思います。

私も公認会計士として数多くの上場企業の会計監査に携わってきましたが、KDDIの会計監査人であるPwCは何年間も何をしていたのでしょうか?

会計監査に携わっている大多数の公認会計士は一生懸命に適正な会計監査を行っていると思います。公認会計士の1人として、今回の事態を受けて会計監査や会計監査人に対する不信感が高まることを危惧しています。

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