ノーベル賞の賞金の課税関係は?

皆さん、こんにちは。広島で公認会計士&税理士をやっています奥田と申します。

2026年のノーベル賞の発表が始まっています。昨夜は広島県出身の硤合憲三・東京理科大学名誉教授がノーベル化学賞を受賞したという嬉しいニュースがありました。広島県出身者のノーベル賞受賞は初めてということで広島県民として大変誇らしい気持ちです。

ところで皆さんはノーベル賞を受賞すると日本円で1億円以上の賞金が受賞者に贈られることはご存じだと思いますが、この賞金について税務上どのような取扱いをするのかはご存じないと思います。

実はノーベル賞の賞金についての課税関係は所得税法で定められており、その第9条の第1項第13号ホで「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」については所得税を課さないこととされていますので、硤合・東京理科大学名誉教授が今回受け取る賞金は非課税となります。

ただし、ノーベル経済学賞については設立の経緯からノーベル基金ではなくスウェーデン国立銀行から賞金が支給されるので、仮に今後日本人がノーベル経済学賞を受賞した場合には、理屈としては課税されることになってしまいます。

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